すけさんはじめまして。IT業界で採用に携わっている現役人事です。「TISが社名変更したと聞いたけれど、転職先として今どうなの?」という声を、この数か月で本当によく聞くようになりました。この記事では公式発表と決算資料、そして実際の社員クチコミだけを根拠に、できるだけフラットにお伝えします。
転職サイトや口コミサイトの表記が入れ替わり、「同じ会社なの?」「待遇は変わったの?」と戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、社名変更の理由を公式発表からひも解いたうえで、決算資料の数字とOpenWorkの直近クチコミを突き合わせながら、TISIの転職難易度と「実際に働くとどうなのか」を整理していきます。数字はすべて出典を明記していますので、ご自身でも確認しながら読み進めてみてください。
- TISが「TISI」に社名変更した正確な時期と、公式発表が語る3つの理由
- TISIの転職難易度と、選考で本当の関門になっているステップ
- OpenWorkの直近クチコミ(総合評価3.70/回答者1,988人)が示す働き方のリアル
- 2026年3月期決算・2027年3月期第1四半期決算から読み取れる、伸びている事業
- 年齢別・職種別の年収カーブと、年収を上げやすいポジションの選び方
その会社が良いかどうかは
他の選択肢を見ないと判断できません
人事の立場から言うと、比較対象を持たないまま決めている人が一番損をしています。
50歳未満/未経験は対象外
✓ リモート可否・フレックスなど細かい条件で検索できる
✓ 転職を決めていなくても登録できる
20代後半〜30代が中心
✓ 土曜1日で選考が終わる1Day選考会あり
✓ ITコンサル・メガベンチャーの求人が豊富
TISIへの転職で押さえたい5つのポイント
まずはこの記事の要点を5つに絞ってまとめました。それぞれの詳細は、以降の章で数字とクチコミを添えて解説していきます。


ポイント1:社名変更は「TISとインテックの合併」によるもの
事業を縮小したり、経営が悪化したりといったネガティブな理由ではなく、グループの中核2社を1社にまとめる再編です。
ポイント2:業績は堅調で、2027年3月期は純利益22.3%増を計画
2026年3月期の連結売上高は5,964億円(前期比4.3%増)、営業利益は762億円(同10.4%増)。2027年3月期は純利益570億円(同22.3%増)を見込んでいます。採用に投資できる体力は十分にある状態です。
ポイント3:最大の関門は面接ではなく書類選考
OpenWorkに寄せられた社員の回答によると、書類選考の通過率は2割弱。一方で1次面接(部長クラス)を通過すると、2次面接(人事)はほぼ内定という声があります。つまり力を入れるべきは職務経歴書と、配属先となる事業部の研究です。
ポイント4:「配属される事業部」で働き方が大きく変わる
クチコミで最も繰り返し語られているのが、事業部ごとの文化・忙しさの違いです。定時退社が当たり前の部署もあれば、繁忙期に負荷が集中する部署もあります。会社全体の平均値だけで判断しないことが大切です。
ポイント5:年収は業界平均をやや上回るが、伸びは緩やか
OpenWorkの回答者平均年収は592万円で、SIer・ソフト開発・システム運用の業界平均578万円を14万円上回ります。ただし25歳から30歳で111万円伸びた後は、5年あたり56万〜78万円ほどの緩やかな上昇にとどまります。
社名変更直後の企業は、応募者側から見ると情報が少なくて不安ですが、採用側から見ると「体制が整うまでに人を確保したい」タイミングでもあります。求人票の更新が活発な時期は、応募のチャンスが広がりやすいと考えてよいでしょう。
TISIとは|2026年7月1日にインテックと合併して誕生した独立系SIer
まずは、TISIがどんな会社なのかを整理しておきましょう。特定のメーカー系列に属さない「独立系」の総合ITサービス企業で、金融・産業・公共と幅広い領域を手がけています。


TISIの会社概要と企業規模
合併後の会社概要は次のとおりです。単体の従業員数9,547名は、旧TISと旧インテックを合算した数字になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 社名 | TISI株式会社(TISI Inc.) |
| 創業/設立 | 1971年4月28日/2008年4月1日 |
| 資本金 | 100億円 |
| 本店 | 東京都新宿区西新宿8丁目17番1号 |
| 従業員数 | 連結21,598名/単体9,547名(2026年3月31日時点) |
| 売上高 | 連結5,964億79百万円(2026年3月期) |
| 上場市場 | 東証プライム市場(証券コード3626) |
連結で2万人を超える規模ですので、転職市場では「大手SIer」に分類されます。案件も大手金融機関や官公庁といった、社会インフラに近い領域が中心です。
TISとインテックの関係|18年かけて1社になった経緯
今回の合併は、突然決まったものではありません。両社の歩みをたどると、長い時間をかけて統合が進んできたことが分かります。
- TISの前身は、1971年に大阪で設立された東洋情報システム
- インテックは、1964年に富山県富山市で「富山計算センター」として創業
- 2008年、TIS(旧会社)とインテックホールディングスが経営統合し、ITホールディングスが発足
- 2016年7月、ITホールディングスがTIS(旧会社)を吸収合併し、TIS(現行会社)へ商号変更。インテックはTISの完全子会社に
- 2026年7月1日、TISがインテックを吸収合併し、TISI株式会社が誕生



つまり、グループとしては18年前から一緒に歩んできた2社が、ようやく1つの法人になったという流れです。旧インテックの拠点である富山をはじめ、北陸エリアが正式にTISIの中核拠点となった点は、地方で働きたいエンジニアにとって見逃せない変化といえます。
「TISI」という社名に込められた意味
新社名について会社は、合併する両社の歴史を尊重したうえで、システムインテグレーションとサービスインテグレーションを磨き、テクノロジーとイノベーションを追求することで、社会の変革にいっそう欠かせない存在を目指すという想いを込めたと説明しています。
読み方は「ティアイエスアイ」です。面接で社名を口にする機会もありますので、覚えておくと安心です。
社名変更直後は、応募書類に旧社名を書いてしまう方が意外と多いです。志望動機で「TIS様」と書かれていると、情報のアップデートができていない印象を与えかねません。応募前に必ず最新の社名と読み方を確認しておきましょう。
TISが社名を変更した3つの理由
「なぜこのタイミングで合併と社名変更なのか」は、面接でも聞かれる可能性があるテーマです。会社が公表している内容から、3つの狙いを読み解いていきます。


理由1:長期方針「グループビジョン2032」を早く確実に実現するため
公式発表によると、合併の目的は長期経営方針「グループビジョン2032」を早く確実に実現することです。そのために、グループの成長をけん引する中核会社のTISとインテックを1社に統合し、経営・事業の基盤をより強くする必要があると判断したと説明されています。
グループ内に似た機能を持つ会社が2つある状態を解消し、意思決定を速くする狙いがうかがえます。
理由2:テクノロジーと人材への投資を集中させるため
実際に2027年3月期第1四半期の決算短信でも、「最重要の経営資本である人材への投資をはじめとする成長投資を積極的に実行する」と明記されています。
採用を検討している方にとっては、人材投資が経営の優先課題に位置づけられている点は前向きな材料といえます。
理由3:中核拠点の提供価値を高めるため
もう1つの狙いが、中核拠点のさらなる提供価値向上です。旧インテックは富山を本拠に、北陸・中部エリアで強固な顧客基盤を築いてきました。合併によって、東京・大阪だけでなく、名古屋・福岡・札幌・富山といった拠点が1つの会社の中で連携できるようになります。
合併にはコストもかかっている
一方で、合併にはコストもかかっています。
2027年3月期第1四半期には、合併関連費用として販売費及び一般管理費に1.9億円、営業外費用に1.2億円が計上されています。制度や情報システムの統合には時間もお金もかかりますので、入社後しばらくは「統合作業の真っただ中」に身を置くことになる可能性があります。
面接で「なぜ当社なのか」を問われたとき、合併の背景まで踏み込んで語れる応募者はまだ多くありません。「グループビジョン2032の実現に向けた統合フェーズだからこそ、自分の経験が活きる」という切り口は、志望度の高さを示す材料になります。
TISIの決算状況|数字から見える4つの取り組み
転職先を選ぶうえで、会社の業績は「安定して働けるか」「昇給の原資があるか」を判断する材料になります。ここでは公表されている決算資料から、TISIの現在地を見ていきます。


2026年3月期は増収増益|営業利益率は12.8%
2026年3月期の連結業績と、2027年3月期の会社予想を並べたのが次の表です。
| 項目 | 2026年3月期 実績 | 2027年3月期 予想 | 予想の増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,964億79百万円 | 6,200億円 | +3.9% |
| 営業利益 | 762億29百万円 | 810億円 | +6.3% |
| 経常利益 | 765億11百万円 | 810億円 | +5.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 466億24百万円 | 570億円 | +22.3% |
| 営業利益率 | 12.8% | 13.1%(試算) | - |
売上高は前期比4.3%増、営業利益は同10.4%増で、売上の伸び以上に利益が伸びています。自己資本比率も58.9%と高く、財務基盤は安定しています。
2027年3月期第1四半期は売上7.0%増・営業利益12.2%増と加速
合併後の最初の四半期となる2027年3月期第1四半期は、売上高1,501億11百万円(前年同期比7.0%増)、営業利益183億47百万円(同12.2%増)となりました。営業利益率も12.2%と、前年同期から0.5ポイント改善しています。
背景には、IT投資需要そのものの拡大があります。決算短信では、日銀短観(2026年6月調査)のソフトウェア投資計画が全産業で前年度比12.4%増となっていることに触れられています。追い風が吹いている市場だと考えてよいでしょう。
セグメント別に見る「いま伸びている事業」



転職する側にとって、いちばん使える情報はここです。どの事業が伸びているかは、どこで人材が求められているかとつながっているからです。
| セグメント | 売上高 | 売上 前年同期比 | 営業利益 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 産業IT | 340億77百万円 | +5.3% | +21.4% |
| 金融IT | 258億1百万円 | +9.2% | +18.4% |
| 広域ITソリューション | 458億55百万円 | +4.7% | +9.0% |
| BPM | 110億50百万円 | +3.4% | +1.0% |
| オファリングサービス | 398億31百万円 | +9.9% | △5.0% |
この表から読み取れることを3つ挙げます。
- 産業ITと金融ITが利益をけん引:
営業利益がそれぞれ21.4%増、18.4%増と大きく伸びています。金融ITはクレジットカード系の主要顧客への深耕やモダナイゼーション関連が寄与したと説明されています - オファリングサービスは増収減益:
売上は9.9%増と最も伸びている一方、営業利益は5.0%減。決済分野における先行投資の増加が理由とされており、いま投資が集中している領域だと分かります - 広域ITソリューションは最大の売上規模:
458億円と全セグメント中トップ。旧インテックの事業が含まれる領域で、地方拠点の求人もここに紐づくケースが多くなります
株主還元も強化|配当は年間90円予想、自己株式1,370万株を消却
2027年3月期の年間配当予想は1株あたり90円で、前期の80円から10円の増配となります。
あわせて2026年8月31日付で、普通株式13,700,000株(消却前の発行済株式総数の6.0%)を消却しました。消却後の発行済株式総数は214,700,000株です。
同時に、成長投資とのバランスをどう取るかは今後の注目点になります。
決算から読み取れる採用の意図
決算資料を通して見ると、会社が力を入れている方向性が浮かび上がってきます。
- 決済・ペイメント領域への先行投資(オファリングサービスの減益要因)
- モダナイゼーション(既存システムの刷新)案件の拡大
- 人材投資と生産性向上施策の両立
実際に求人を見ると、決済・ペイメント関連や大規模マイグレーション案件のポジションが目立ちます。決算で投資先とされている分野と、求人の多い分野が重なっています。
決算資料は誰でも読める公開情報ですが、面接で言及できる応募者は驚くほど少ないです。「セグメント別の営業利益を見て、この事業部を志望しました」と語れると、志望度と分析力の両方を同時に示すことができます。
TISIの転職難易度|本当の関門は書類選考にある



「面接が不安です」というご相談をよくいただきますが、大手SIerの選考で最初につまずくのは、実はほとんどが書類です。面接対策の前に、職務経歴書を仕上げること。ここに時間を使えるかどうかで、結果はかなり変わってくると感じています。


難易度の目安|求められるのは即戦力としての実務経験
転職難易度は、決して低くはありません。公開されている求人の応募要件を見ると、多くのポジションで具体的な実務経験が求められています。
- 金融系・決済関連システムの経験3年以上(クレジットカード系SEポジション)
- 5〜10名程度のチームリーディング経験と、5年以上の開発業務経験(開発リーダーポジション)
- 10人月程度のマネジメント経験、要件定義から開発・テストまでの一貫した経験(AI・データ関連PMポジション)
一方で、「ITエンジニアとしての開発実務経験」のみを必須とする求人や、経験に応じてポジションを提案するオープンポジションも用意されています。要件の幅は思っているより広い、というのが実情です。
選考フローと、各ステップの役割
OpenWorkに寄せられた社員の回答をもとに、選考の流れを整理すると次のようになります。
| ステップ | 担当 | 通過の目安と対策のポイント |
|---|---|---|
| 書類選考 | 採用部門・人事 | 通過率は2割弱。最大の関門であり、ここに最も時間をかけたい |
| 1次面接 | 配属先の部長クラス | 実質的な合否の分かれ目。現場が採用の決定権を持つ |
| 2次面接 | 人事セクションチーフ | 1次通過後はほぼ内定という声。人物面・条件面の最終確認 |
この構造が分かっていると、対策の優先順位がはっきりします。人事向けの一般的な受け答えを磨くより、配属先の事業部について深く理解しておくことのほうが、はるかに効果的だということです。
求人数から見る、現在の採用ボリューム
大手転職エージェントに掲載されているTISIの公開求人は200件(2026年8月9日時点)。職種はSE、プロジェクトマネージャー、PMO、コンサルタント、データサイエンティスト、インフラエンジニア、営業、管理会計と多岐にわたります。勤務地も東京・大阪・名古屋・福岡・北海道と全国に広がっています。



これだけの数の求人が動いているということは、単発の欠員補充ではなく、継続的に人を増やしているフェーズだと考えられます。
難易度が相対的に下がるポジションの見極め方
同じ会社でも、ポジションによって競争率は変わります。狙い目を見つけるヒントを挙げておきます。
- 組織を立ち上げたばかりのポジション:
求人票に「立ち上げコアメンバー」「組織としても立ち上げたばかり」と書かれているものは、採用人数に余裕がある傾向です - 募集背景が明記されているポジション:
「体制を拡充していく必要がある」など、増員理由が具体的に書かれている求人は本気度が高いといえます - 地方拠点のポジション:
札幌・名古屋・福岡・大阪などは、東京の同種ポジションより応募が集中しにくい傾向があります - 育成前提のポジション:
「インフラ未経験の方でも入社後フォローしながら業務いただく」と明記された求人も存在します
書類で落ちる方の多くは、経験が足りないのではなく「求人票の必須要件と、職務経歴書の書きぶりが噛み合っていない」だけです。応募先ごとに必須要件を書き出し、その言葉に対応する実績を経歴書の冒頭に置く。これだけで通過率は変わります。
TISIは「配属される事業部」で働き方が変わる



大手SIerの相談で一番お伝えしたいのがここです。「あの会社はホワイトらしい」という評判だけで決めてしまうと、入社後にギャップを感じることがあります。会社ではなく、部署を選ぶという視点を持てるかどうかが、満足度を大きく左右します。


同じ会社でも文化がまったく違うという声
OpenWorkのクチコミを時系列で追っていくと、事業部ごとの違いを指摘する声が繰り返し登場します。
- 「企業・組織の規模が大きく、所属事業部が異なると全く別の文化になる」(企画職・中途入社・2026年7月27日)
- 「縦割り組織で他事業部との交流はほぼない。金融・カード関係は保守的だが、デジタルペイメント関係はオープンで新規性が高い」(SE・在籍15〜20年・2026年4月25日)
- 「部門によって文化は異なる。業務で関わる他部門は数えるほど」(エンジニア・在籍5〜10年・2026年7月24日)
連結2万人超という規模を考えれば、ある意味で自然なことでもあります。大切なのは、この事実を前提に情報収集をすることです。
忙しさも部署によって差がある
働き方についても、部署差を指摘する声があります。「金融系の部門は激務な傾向がある一方、定時退社が通常の部門もあるので部署選びは慎重に」という在籍5〜10年の社員の声(2026年7月12日)は、まさにこの点を表しています。
会社全体の平均残業時間は、OpenWork集計で月24.7時間。
一方、会社が公表している数値では平均月間法定外労働時間11.4時間(2025年3月期・全社実績)となっています。この差は、回答者の属する部署の偏りによるものと考えられます。平均値はあくまで参考程度にとどめ、応募先の部署の実態を個別に確認するのが確実です。
新卒の「配属ガチャ」と、中途採用の決定的な違い
新卒入社の社員からは、「配属ガチャは本当。第3希望まで全てスルーされることもある。部署によって雰囲気・忙しさ・ボーナス額が大きく変わる」という声(インフラエンジニア・2026年5月20日)が寄せられています。
ここで転職を考えている方に知っておいていただきたいのが、中途採用は原則としてポジション単位の募集だという点です。求人票には配属部署、担当する顧客、案件規模、想定フェーズまで書かれています。つまり新卒とは違い、自分で配属先を選べるということです。
クチコミで語られている「配属ガチャ」のリスクを、中途採用は構造的に回避できます。これはTISIへの転職を考えるうえで、大きなメリットといえます。
応募前に配属先を見極める3つのチェックポイント
- 求人票の「働き方」欄を読む:
「月平均残業時間20時間以内」「年間休日123日」「有給取得率100%」など、具体的な数字が書かれている求人があります - 顧客業界を確認する:
金融・カード系は基準が厳格で品質要求も高い一方、産業系やサービス系は進め方の自由度が比較的高い傾向があります - 面接で1日の流れを聞く:
1次面接は配属先の部長クラスが担当しますので、その場で繁忙期の状況やリモート頻度を確認できます
面接で働き方を質問すると印象が悪くなるのでは、と心配される方がいますが、実際は逆です。長く働く前提で確認してくれる方だと受け取られます。聞き方を「入社後に成果を出すために伺いたいのですが」と添えるだけで、印象はぐっと良くなります。
OpenWorkの最新クチコミから見るTISIのリアル
ここからは、実際に働く社員・元社員の評価を見ていきます。数字とあわせて、どんな声が寄せられているかを整理しました。


総合評価3.70|全79,888社中の上位2%
回答者は1,988人、クチコミの総数は9,888件と、判断材料としては十分な母数があります。項目別のスコアは次のとおりです。
| 評価項目 | スコア | 読み取れること |
|---|---|---|
| 法令順守意識 | 4.7 | 8項目中で突出して高い。金融基準のガバナンスが浸透 |
| 風通しの良さ | 4.1 | 部署内の人間関係やコミュニケーションは良好 |
| 社員の相互尊重 | 3.6 | 穏やかな人が多いという声と一致 |
| 人事評価の適正感 | 3.5 | 平均的。評価制度への意見は分かれる |
| 20代成長環境 | 3.3 | やや低め。裁量はあるが放任的という声も |
| 人材の長期育成 | 3.3 | 研修は充実するが、キャリア設計は本人次第 |
| 待遇面の満足度 | 3.0 | 同規模の競合と比べ物足りないという声 |
| 社員の士気 | 3.0 | 安定志向が強く、上昇志向は控えめとの見方 |
ガバナンスと人間関係は強く、待遇と成長環境に課題が残る。スコアからはこうした傾向が読み取れます。


数値で見る働き方|残業24.7時間・有給消化率65.6%
OpenWorkの集計による月間残業時間は24.7時間、有給休暇消化率は65.6%です。参考として、会社が公表している数値と厚生労働省のデータベース登録値も並べておきます。
- 会社公表値:
平均月間法定外労働時間11.4時間、年次有給休暇取得率74%(2025年3月期・全社実績) - 女性の活躍推進企業データベース:
一月当たりの平均残業時間11.3時間、平均勤続年数は男性15.1年・女性12.8年、女性労働者の割合27.3%、管理職の女性比率14.3%
高く評価されている点|法令順守と穏やかな人間関係
クチコミで一貫して評価が高いのが、コンプライアンス意識と人間関係です。
- 「法令順守意識はかなり高い。情報セキュリティの厳しさは業界トップクラスではないかと思うほど」(SE・在籍15〜20年・2026年4月25日)
- 「風通しはとても良い。真面目な人が多い印象」(営業・在籍3年未満・2026年7月28日)
- 「総じて穏やかな人が多い」(エンジニア・在籍5〜10年・2026年7月24日)
- 「社員の人柄がよく雰囲気は穏やか。大手としての安定基盤・研修体制には定評がある」(SE・在籍3〜5年・2026年7月25日)
一方で、厳格な基準には副作用もあります。同じ社員から「異常なまでのチェックや棚卸が要求され、業務の弊害になっている面もある」という指摘も出ています。
品質を守る仕組みと、スピードのバランスは、この会社が向き合っている課題のひとつです。
課題として挙がる点|給与水準・縦割り・昇格ポスト
退職検討理由として挙げられている声は、大きく3つのパターンに分かれます。
- 給与水準:
「同業界に比べると年収が低い」(SE・2026年7月20日)、「ベアはあるが昇給は緩やかで、役職が上がっても成果に対する報酬の伸びは限定的」(システムエンジニア・2026年7月25日) - 縦割り構造:
「決められた部門・プロジェクト以外の仕事はしにくく、周りの情報が入ってこない」(SE・2026年7月20日) - 昇格ポストの不足:
「ポストが埋まっており昇格機会が限られる。入れ替わりが少なく努力が報われにくい」(システムエンジニア・2026年7月25日)
また、中堅層の負荷を指摘する声もあります。「30代の未来のリーダー層が退職・異動し、補充が叶わず残ったメンバーの負荷が増えた」(IT・退社済み・2026年3月2日)という指摘は、裏を返せば中堅人材の中途採用ニーズが高いことを示しています。
「ホワイトすぎて不安」という若手の本音
働きやすさを認めたうえで、将来を不安視する声もあります。「ネット通りホワイト。白すぎて今後が心配」(営業・在籍3年未満・2026年7月28日)という一文は、20代成長環境3.3というスコアと重なります。
「裁量が大きいがその分放任主義的に感じる部分も大きい。のめり込む人はかなりのめり込めるが、そうでない人は成長が難しい」(SE・2026年7月21日)という声もあります。環境は整っているものの、キャリアを自分で設計する意思が求められる会社だと理解しておくとよさそうです。
クチコミを読むときの注意点
OpenWorkのTISIのページには、「合併・分社前のインテックへの回答」というタグが付いたクチコミが混在しています。旧インテック側の投稿には、レガシー環境やネット制限に関する指摘など、旧TIS側とは異なる傾向の内容も含まれます。
クチコミを読む際は、回答日とタグの有無をあわせて確認すると、より正確に実態をつかめます。
クチコミは「不満を持つ人ほど書きやすい」という性質があります。低評価だけを見て判断するのではなく、複数の投稿で繰り返し出てくるキーワードに注目してください。TISIの場合は「事業部による差」がその代表です。
TISIの年収|年齢と職種で伸び方がまったく違う



年収の話になると「平均いくらですか」と聞かれることがよくあります。でも平均値は、その会社の年齢構成に大きく左右される数字です。自分の年齢と職種でいくらになるのかを見るほうが、判断材料としてはずっと役に立ちます。


2つの「平均年収」がある理由
TISIの年収を調べると、2つの数字が出てきます。どちらも正しく、見ている対象が違うだけです。
- 有価証券報告書ベース:平均年収829万円、平均年齢40.7歳(2026年3月期・合併前のTIS単体)
- OpenWorkの回答者ベース:平均年収592万円、平均年齢32歳(回答者938人)
前者は合併前のTIS単体の社員平均で、旧インテックの社員は含まれていません。後者はクチコミ回答者の平均です。
業界平均との比較|SIer平均578万円に対して14万円上
OpenWorkのデータでは、SIer・ソフト開発・システム運用業界の平均年収は578万円。TISIの592万円は、これを14万円上回っています。「業界平均は超えているが、飛び抜けて高いわけではない」という位置づけで、クチコミの「同規模の競合と比べると低めに感じる」という体感とも整合しています。
年齢別の年収カーブ|25歳447万円から55歳885万円まで
| 年齢 | 推定年収 | 年収範囲 | 5年前からの伸び |
|---|---|---|---|
| 25歳 | 447万円 | 342〜585万円 | - |
| 30歳 | 558万円 | 426〜730万円 | +111万円 |
| 35歳 | 627万円 | 479〜820万円 | +69万円 |
| 40歳 | 683万円 | 522〜894万円 | +56万円 |
| 45歳 | 750万円 | 573〜981万円 | +67万円 |
| 50歳 | 828万円 | 633〜1,084万円 | +78万円 |
| 55歳 | 885万円 | 677〜1,158万円 | +57万円 |
伸びが大きいのは25歳から30歳の5年間です。5年で111万円と、全年代を通じて最大の上昇幅になっています。その後は5年あたり56万〜78万円の伸びで推移します。
この形は、クチコミにある「昇給は緩やか」「ポストが埋まっており昇格機会が限られる」という声と一致します。転職する側から見ると、次の3点がいえます。
- 20代のうちに入社すれば、伸びの大きい区間に乗りやすい
- 30代以降の入社は、その後の昇給が緩やかなぶん、入社時の提示額がその先を大きく左右する
- 年収範囲の幅が広い(40歳で522万〜894万円)ため、同じ年齢でもポジション次第で差がつく
職種別に見ると、天井の高さが違う
| 年齢 | エンジニア・SE | 営業 | 技術 |
|---|---|---|---|
| 25歳 | 445万円 | 462万円 | - |
| 30歳 | 559万円 | 551万円 | 509万円 |
| 35歳 | 612万円 | 624万円 | 651万円 |
| 40歳 | 659万円 | 674万円 | 739万円 |
| 45歳 | 729万円 | 714万円 | 743万円 |
| 50歳 | 805万円 | - | - |
この表からは、3つの特徴が見えてきます。
- 25歳時点では営業(462万円)がエンジニア・SE(445万円)を上回りますが、30歳で逆転します
- 技術職は35歳から40歳の伸びが最も急(651万円→739万円)ですが、45歳では743万円とほぼ横ばいになります
- エンジニア・SEは50歳805万円まで伸び続けており、長期で見た到達点が最も高くなっています
求人票から見る、ポジション別の想定年収
実際に公開されている求人の給与レンジを見ると、ポジションによる差がよく分かります。
- データ分析コンサルタント(シニアマネージャークラス):年収1,104万円〜
- 経営管理・管理会計コンサルタント(M〜SMクラス):年収895万円〜
- 決済ペイメント企業向け新規専任営業リーダー:月給57万8,000円〜79万3,000円
- 人事給与勤怠サービス導入プロジェクトマネージャー:月給48万円〜60万4,700円
- アプリエンジニア(大阪・オープンポジション):月給30万6,000円〜78万円
コンサルティング系のポジションは、年齢別カーブの水準を大きく上回っています。年収を重視するのであれば、職種選びそのものが最も効く打ち手だといえます。
昇給が緩やかな会社ほど、入社時の等級決定が将来の年収を決めます。オファー面談で「この評価になった理由」を確認し、根拠となる経験を補足できれば、条件が見直されるケースもあります。遠慮せず対話してみてください。
クチコミが語るTISIの強みと弱み



社員・元社員による企業分析の投稿から、TISIの立ち位置を整理します。強みと弱みの両方を知っておくと、面接での受け答えにも深みが出ます。


強み1:決済・カード領域の実績とプライム案件比率
最も多く挙がる強みが、決済領域です。
「大手事業会社の決済・基幹システムを多数構築・運用しており、プライム案件が多く案件拡大を狙いやすい」(ITプロ職・中途入社)、「決済事業に圧倒的な強みがある」(コンサルタント職・2025年8月26日)といった声が寄せられています。
実際、求人票にも「国内No.1の決済サービス実績」「決済ビジネスにおける圧倒的実績」という記載があり、デジタル決済プラットフォーム「PAYCIERGE」を自社サービスとして展開しています。
強み2:安定した顧客基盤と研修制度
金融・医療・行政といった社会インフラに近い顧客を長期で担当しているため、案件が急になくなるリスクは低い構造です。研修についても「そこそこ育成予算をかけた人材育成に注力している」(アプリケーションスペシャリスト・2026年3月23日)という評価があり、求人票では年間平均教育日数13.3日/人という数字が示されています。
弱み1:人月型ビジネスからの脱却が道半ば
課題として繰り返し語られるのが、収益モデルの転換です。「人件費型(人月型)契約からの脱却ができていない」(ITプロ職・中途入社)、「現場はサービス化前提の数字目標を求められる一方、実態はまだSI主流でギャップに苦しんでいる」(アプリケーションスペシャリスト・2026年3月23日)といった声があります。
会社としてはオファリングサービス(自社投資によるサービス型ビジネス)を強化していますが、第1四半期の同セグメントは増収減益でした。転換の途中にあることが、数字にも表れています。
弱み2:縦割りによるシナジー不足と、新規領域の意思決定スピード
「組織が縦割りすぎてシナジーがない」(ITプロ職・中途入社)、「新事業への投資判断は成功しそうな案件を絞りに絞って選ぶ傾向があり、市場のスピードに追いつききれていない印象」(アプリケーションスペシャリスト・2026年3月23日)といった指摘があります。
今回の合併は、まさにこの縦割りとスピードの課題に手を入れる打ち手でもあります。統合の効果が現場に届くかどうかは、これからの数年で見えてくるでしょう。
弱みは、そのまま中途採用のニーズになっている
弱みとして挙がる点と、いま募集されているポジションを並べると、次のように対応しています。
- 人月型からの脱却 → 自社サービス企画・プロダクト開発ポジションの募集
- 新規顧客・新規領域の開拓 → 中央省庁DX営業、新規専任営業リーダーなどの募集
- コンサル事業の強化 → DXコンサルタント、PMO、データアナリティクスコンサルタントの多数募集
- 中堅層の不足 → リーダー候補・マネージャークラスの積極採用
会社が自覚している課題に対して、外部から人を迎え入れて解決しようとしている構図です。応募する側から見れば、活躍の余地が明確にあるということでもあります。
面接で会社の課題に触れるときは、批判で終わらせず「自分ならこう貢献できる」まで必ずセットで話してください。課題を理解している応募者は歓迎されますが、評論家のような話し方になると一気に印象が下がります。
TISIへの転職が向いている人・向いていない人
ここまでの情報をもとに、どんな方に合う会社なのかを整理します。転職は相性ですので、合わないと感じることも大切な判断材料です。


向いている人|腰を据えて大規模案件に取り組みたい方
- 社会インフラを支える仕事に価値を感じる方:
クレジットカードの決済基盤や電力の停電情報システムなど、止まると社会が困るシステムを担当できます - 穏やかな人間関係の中で長く働きたい方:
平均勤続年数は男性15.1年・女性12.8年。「穏やかな人が多い」という声が複数寄せられています - 自分でキャリアを設計できる方:
「裁量が大きく、のめり込む人はかなりのめり込める」環境です。手を挙げれば機会は得やすい傾向にあります - 上流工程やマネジメントに進みたい方:
プライム案件が多く、要件定義から関われるポジションが豊富です
向いていない人|短期間で大幅な年収アップを狙う方
- 数年で年収を大きく上げたい方:
30歳以降の昇給は5年あたり56万〜78万円と緩やか。ポスト不足を指摘する声もあります - 常に最新技術に触れていたい方:
部署によってはレガシー環境が中心で、セキュリティ制限により技術調査に手間がかかるという声もあります - 部門を越えて自由に動きたい方:
縦割り構造の指摘が最も多く、部署をまたいだ異動やプロジェクト移動は簡単ではありません - スピード重視のカルチャーを求める方:
金融基準のガバナンスが全社に適用されており、確認プロセスは丁寧かつ多めです
ただし、これらは会社全体の傾向です。デジタルペイメント関連やビジネスイノベーション事業部のように、比較的オープンで新しい取り組みが進む組織もありますので、応募先の部署単位で確認していただくのが確実です。
「向いていない人」に自分が当てはまっても、諦める必要はありません。大切なのは、その特性を持つ自分がどの部署なら活きるかを考えることです。同じ会社でも、事業部が変われば求められる動き方はまったく違います。
TISIの選考を通過するための準備



選考対策というと面接練習を思い浮かべる方が多いのですが、TISIの場合は少し違います。書類と、配属先の事業部研究。この2つに時間を配分できた方が、結果的に良い結果につながっているように感じます。


最優先は書類|通過率2割弱の壁を越える3つの工夫
- 必須要件を書き出してから経歴書を作る:
求人票の【必須】欄に書かれた言葉を抜き出し、それに対応する実績を職務経歴書の上部に配置します - 規模を数字で示す:
求人票には「30人月規模以上」「50人月〜200人月」「数億〜数十億規模」といった表現が並びます。担当した案件の人月・金額・チーム人数を明記しましょう - 担当した工程を明確にする:
「要件定義〜移行本番検証までの全工程」といった要件が多いため、どの工程をどこまで担ったかを工程名で記載します
1次面接は「配属先の部長」との対話だと考える
採用の決定権が現場側にあるという構造を踏まえると、1次面接で見られているのは「この人と一緒に働けるか」「今のチームに足りない部分を埋めてくれるか」という点です。
準備としては、応募先セグメントの決算内容、担当顧客の業界動向、求人票に書かれた「募集背景」を読み込んでおくことが有効です。
求人票の中には「事業戦略パートナーとしてのポジションを目指す上で、要員スキルの高度化を図りつつ、ビジネス領域を更に拡大し、体制を拡充していく必要がある」といった具体的な背景が書かれているものもあります。ここに自分の経験を接続できると、話が一気に噛み合います。
志望動機で社名変更にどう触れるか
「なぜ今のTISIなのか」を語れると、志望度の高さが伝わります。組み立て方の一例を挙げます。
- 合併の目的(グループビジョン2032の早期実現、経営資本の最適配分)を理解していることを示す
- 統合フェーズだからこそ生まれる課題(制度統合、拠点間連携、組織横断の推進)に触れる
- 自分の経験がその課題のどこに効くのかを、具体的なエピソードで結ぶ
注意点として、合併そのものへの評価を語りすぎると評論的に聞こえます。
あくまで「自分がどう関われるか」に着地させるのがおすすめです。
応募ルートの選び方
TISIには公式採用サイトからの直接応募と、転職エージェント経由の2つのルートがあります。それぞれに向き不向きがあります。
- 直接応募:
志望度の高さが伝わりやすく、応募したいポジションが明確に決まっている場合に向いています - エージェント経由:
200件を超える求人から自分に合うポジションを絞り込みたい場合や、書類の添削・年収交渉を任せたい場合に向いています。非公開求人を紹介してもらえることもあります
迷う場合は、両方を併用する方法もあります。


同じ会社の複数ポジションに一度に応募するのは避けたほうが無難です。社内で情報が共有され、「どこでもいいのでは」と受け取られることがあります。優先度をつけて、1つずつ丁寧に臨むほうが結果につながります。
その会社が良いかどうかは
他の選択肢を見ないと判断できません
人事の立場から言うと、比較対象を持たないまま決めている人が一番損をしています。
50歳未満/未経験は対象外
✓ リモート可否・フレックスなど細かい条件で検索できる
✓ 転職を決めていなくても登録できる
20代後半〜30代が中心
✓ 土曜1日で選考が終わる1Day選考会あり
✓ ITコンサル・メガベンチャーの求人が豊富
よくある質問


- 社名がTISIに変わって、給与制度や福利厚生は変わりましたか?
-
制度の統合内容そのものは公表されていません。
ただし合併は2026年7月1日に完了したばかりで、決算短信には合併関連費用が計上されている段階です。制度面の細かい部分は、オファー面談の際に直接確認していただくのが確実です。なお、2027年3月期の配当予想が前期比10円増の90円に引き上げられているなど、業績・還元の面では前向きな状況が続いています。
- 旧インテック出身者と旧TIS出身者で、選考や配属に差はありますか?
-
選考は現在ひとつの会社として実施されており、出身による区別を示す公表情報はありません。
ただし旧インテックは富山を本拠に北陸・中部で強い顧客基盤を持っていたため、拠点や担当顧客によって業務内容が異なる場合があります。求人票に記載された勤務地と顧客業界を確認しておくと、入社後のイメージが具体的になります。
- 中途入社でも社内に馴染めますか?年収はどのくらい上がりますか?
-
会社が公開している情報では、ビジネスイノベーション事業部の中途採用比率は29.1%(2026年4月時点・同事業部単体)で、「中途入社のメンバーが多数在籍しており、心理的安全性の高い環境」と説明されています。一方で「評価や文化が旧態依然で、キャリア採用として理不尽さを感じた」という元社員の声(2025年9月19日)もあります。年収については、30歳以降の昇給が緩やかな傾向にあるため、入社時のオファー額をしっかり確認・交渉することが大切です。
まとめ|TISIは「統合フェーズ」にある会社
TISIは、2026年7月1日にTISとインテックが合併して誕生した、連結2万人超の独立系SIerです。
社名変更の背景にあるのは業績悪化ではなく、長期方針「グループビジョン2032」の実現に向けた再編でした。


最後に、この記事の要点を振り返ります。
- 業績は堅調:
2026年3月期は売上高5,964億79百万円・営業利益762億29百万円。2027年3月期は純利益570億円(前期比22.3%増)を計画しています - 伸びているのは産業ITと金融IT:
第1四半期の営業利益は前年同期比でそれぞれ21.4%増、18.4%増。決済分野には先行投資が集中しています - 関門は書類選考:
通過率は2割弱。1次面接(部長)を越えれば内定は近く、対策の軸は職務経歴書と事業部研究です - 働き方は部署で大きく変わる:
中途採用はポジション単位の募集なので、新卒と違って配属先を自分で選べます - 年収は業界平均をやや上回る:
OpenWork回答者平均592万円(業界平均578万円)。伸びが最も大きいのは25〜30歳の区間です
クチコミには良い面も課題も両方が並んでいますが、共通しているのは「事業部によって違う」という一点です。会社の評判で判断するのではなく、応募するポジションと配属先の実態を確かめること。これがTISIへの転職で後悔しないための、いちばん確実な方法です。
合併したばかりの今は、体制づくりのために人材を求めているタイミングでもあります。気になるポジションがあれば、まずは求人票の募集背景を読んでみてください。そこに、あなたの経験が求められている理由が書かれているかもしれません。


その会社が良いかどうかは
他の選択肢を見ないと判断できません
人事の立場から言うと、比較対象を持たないまま決めている人が一番損をしています。
50歳未満/未経験は対象外
✓ リモート可否・フレックスなど細かい条件で検索できる
✓ 転職を決めていなくても登録できる
20代後半〜30代が中心
✓ 土曜1日で選考が終わる1Day選考会あり
✓ ITコンサル・メガベンチャーの求人が豊富

