「オンライン面接って、対面と何が違うの?」 「画面越しだと、自分の良さが伝わらない気がして不安…」
そんな悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。
オンライン面接は正しい準備と相手目線の意識があれば、対面と同じかそれ以上に自分をアピールできる場です。
すけさんこの記事では、IT企業で人事として数百人の面接を行ってきた筆者が、人事のリアルな視点から、オンライン面接の攻略法をお伝えします。「面接官は画面の向こうで何を見ているのか?」を知ることで、あなたの面接通過率はぐっと上がるはずです。
ぜひ最後まで読んで、次の面接に自信を持って臨んでくださいね。
- オンライン面接で人事が本当に見ているポイント
- 面接前日までに済ませておくべき準備チェックリスト
- 面接当日の環境づくりと入室タイミング
- 人事の印象に残る話し方・マナーのコツ
- ライバルと差がつくオンライン面接の裏ワザ
- 人事が「正直きつい…」と感じるNG行動5選
- オンライン面接でよくある質問への回答


【結論】オンライン面接を攻略するために大切なこと
まず最初に、この記事のポイントを簡単にまとめます。詳しく知りたい部分はそのまま読み進めてみてください。
オンライン面接の合否を分けるのは「事前準備」と「相手目線」
オンライン面接の攻略法を一言でまとめるなら、「事前準備」と「相手目線」に尽きます。
通信環境の確認、カメラやマイクのテスト、背景の設定、リハーサル。これらの準備を万全にしている人は、面接が始まった瞬間にわかります。逆に、準備不足の人も一瞬で見抜けてしまいます。
面接官は「この人と一緒に働きたいか?」を常に考えています。
準備をしっかりしている人は、仕事でも同じように丁寧に準備できる人だろうと感じるものです。
人事が本当に見ているのは”面接への向き合い方”
多くの方が「何を話すか」ばかりに気を取られがちですが、人事が同じくらい見ているのは面接への向き合い方です。
画面越しだからこそ、面接官にとって話を聞きやすい環境をつくっているか。相手の時間を大切にしている姿勢が伝わるか。こうした細かい配慮が、実は合否を大きく左右しています。



この記事では、こうした「人事目線のリアルなポイント」をお伝えしていきます。
準備がしっかりできている人は面接開始30秒でわかります。入室の瞬間に映る背景、カメラの角度、声のトーン。ここがバッチリだと『この人は相手のことを考える事ができ仕事も丁寧だろうな』と期待が高まります。


【面接前日まで】オンライン面接の準備チェックリスト


オンライン面接では、対面以上に事前準備が重要です。準備不足は画面越しでもはっきり伝わりますし、トラブルが起きたときのリカバリーも難しくなります。
面接前日までに、以下の項目を必ずチェックしておきましょう。
通信環境を確認する|途中で落ちると「準備不足」と判断されます
オンライン面接で最も避けたいのが、通信トラブルで面接が中断することです。



面接中に画面がフリーズしたり、音声が途切れたりすると、面接官は「この人、準備していないな」と感じてしまいます。それだけで評価が下がるのはもったいないですよね。
面接前日までにやっておきたいことは以下の通りです。


もし自宅の通信が不安定な場合は、コワーキングスペースや個室ブースの利用も選択肢に入れましょう。
カメラ・マイクの動作確認は必ず事前に|てこずるとPC操作を不安視されます
面接が始まってから「カメラが映らない」「マイクが入らない」とてこずる方が、実は少なくありません。
人事の立場で正直にお話しすると、カメラやマイクの設定に手間取っている姿を見ると、「PCの扱い大丈夫かな…?」と不安を感じてしまいます。
特にIT企業の面接では、PCリテラシーは基本スキルとして見られるため、ここでつまずくのは大きなマイナスです。
前日までに必ずカメラとマイクの動作テストを行いましょう。Zoomであれば「設定」→「オーディオ」や「ビデオ」からテストが可能です。
背景は「白」が無難|面接官があなたに集中できる環境をつくる
背景選びのポイントは、面接官があなた自身に集中できるかどうかです。
生活感のある部屋がそのまま映っていると、面接官の目がどうしても背景に行ってしまいます。散らかった部屋、洗濯物、ポスターなどが映り込むと、それだけで印象が下がることも。
おすすめの対策は以下の通りです。
- 白い壁を背景にするのが最も無難
- バーチャル背景を使う場合はシンプルなデザインを選ぶ
- 面接前に自分のカメラ映りをチェックして、余計なものが映っていないか確認する



面接官に「自分を見てもらう」ための環境づくりは、立派な面接対策です。
カメラの位置は目線の高さに|下から見上げる映りは”上から目線”に見えます
カメラの高さも重要なポイントです。
ノートPCを机にそのまま置いて使うと、カメラが顔より低い位置になります。すると、画面上では下から見上げるような映り方になり、相手には「上から目線で話している」ような印象を与えてしまいます。
対策はシンプルです。
- PCスタンドがあれば使う
- なければ本を数冊重ねてPCの高さを上げる
- カメラと目線がほぼ同じ高さになるよう調整する
面接前に一度カメラをオンにして、自分の映り方を確認しておきましょう。
カメラが低い位置にあって”見下ろし映り”になっている方は本当に多いです。ご本人は気づいていないのですが、面接官側からは威圧感を感じることも。本を2〜3冊挟むだけで印象がガラッと変わりますよ。
【面接当日】環境づくりと入室のポイント


前日までの準備が完了したら、次は面接当日の環境づくりです。細かい部分ですが、ここでの配慮が合否を分けることもあります。
静かな場所を確保する|面接官が集中できる環境づくりが最優先
オンライン面接では、周囲の騒音がマイクに入りやすくなります。
カフェの雑踏、家族の声、工事の音など、対面であれば気にならないレベルの雑音でも、マイクが拾ってしまうと面接官は話に集中できなくなります。
面接官に集中して話を聞いてもらえる環境をつくることは、面接対策の一つです。個室を確保する、家族に面接の時間を伝えておくなど、できる限りの対策をしましょう。
ライトで顔を明るくする|暗い映りは”暗い人”という印象に直結します
顔が暗く映っていると、それだけで「暗い人」という印象を与えてしまいます。特に夕方や夜の時間帯に面接がある場合は注意が必要です。
最低限、暗くならなければ問題ありません。ただ、できればデスクライトやリングライトを使って、顔を正面から明るく照らすのがおすすめです。
明るい照明の下での面接は、それだけで表情が豊かに見え、ポジティブな印象につながります。
入室は5分前がベスト|早すぎると面接官を焦らせることもあります
「早めに入室した方が好印象かな?」と思う方もいるかもしれませんが、早すぎる入室は逆効果になることがあります。



実は、候補者が入室するとメール通知が届く設定にしている面接官は少なくありません。面接開始の15分前や10分前に入室されると、準備途中の面接官が「もう来てる!」と焦ってしまうケースがあるのです。
ベストなタイミングは面接開始の5分前です。5分前に入室して、カメラ・マイクの最終確認を行い、万全の状態で面接を待ちましょう。
スマホではなくPCで受ける|スマホ面接は合格率が体感2割下がります
これは人事としての経験則ですが、スマホで面接を受ける方で印象が良い人はほぼいません。
正確なデータを取ったわけではありませんが、体感として合格率は2割ほど下がっている印象です。スマホだと画面が小さいため表情が読み取りにくく、手ブレで画面が揺れたり、通知音が鳴ったりと、トラブルのリスクも高まります。
どうしてもPCが用意できない場合は、スマホスタンドを使って固定し、通知を全てオフにした上で臨んでください。ただ、可能な限りPCで受けたほうが良いです。
スマホで面接を受ける方が年々減っているとはいえ、まだいらっしゃいます。画面が揺れる、顔が近すぎる、通知が入る…正直、スマホ面接はデメリットしかないです。PCを借りてでもPCで受けてほしいのが本音です。
【必ずやるべき】本番前のリハーサルと持ち物準備


準備と環境づくりができたら、本番さながらのリハーサルを行いましょう。「やっておけばよかった」と後悔する方が本当に多い項目です。
Zoom・Teams・Google Meetで事前に接続テストをする|通知音やアカウント名も要確認
面接で使うツールが指定されたら、前日までに必ず接続テストを行いましょう。
Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなど、企業によって使うツールは異なります。「当日インストールすればいいや」は危険です。事前にアプリをインストールし、実際に接続して動作を確認してください。
確認すべきポイントは以下の通りです。
- アプリのインストールとログインが問題なくできるか
- カメラ・マイクが正しく動作するか
- チャットツール(Slack、LINEなど)の通知音はオフになっているか
- アカウント名が自分の本名になっているか



プライベートで使っているニックネームのまま面接に入室される方がたまにいらっしゃいます。面接前に必ず確認してくださいね。
志望企業に提出した書類は全部手元に用意する
オンライン面接ならではのメリットは、手元に資料を置いておけることです。
このメリットを最大限に活かしましょう。面接前に以下の書類を手元に用意しておくことがおすすめです。
- 履歴書のコピー
- 職務経歴書のコピー
- 逆質問用のメモ(優先順位をつけておくと◎)
- 今後の選考スケジュールを確認するためのメモ帳
- ペン
ただし、書類をずっと見ながら話すのはNGです。あくまで「確認用」として手元に置き、必要なときにさっと目を通す程度にしましょう。



面接官は提出してくれた履歴書や職務経歴書を見ながら求職者の話を聞いたり質問をします。書いてあることと話していることに相違が生まれないようにコピーした書類を近くに置いておいた方が安心です。
書類を手元に置くのは全然OKです。むしろ、自分が提出した書類の内容を把握していない方がマイナスになります。逆質問メモも用意しておくと、限られた時間を有効に使えますよ。
【面接中】人事の印象に残る話し方・マナーのコツ


事前準備が整ったら、いよいよ面接本番です。オンラインだからこそ意識すべきマナーや話し方のコツをお伝えします。
最初の一言は「音声届いておりますでしょうか?」|明るい声で第一印象を決める
面接が始まったら、最初に確認してほしいことがあります。
「こちらの音声、届いておりますでしょうか?」
この一言を、明るい声で伝えてください。
面接官にとって、最初の数秒は候補者の第一印象が決まる瞬間です。音声確認という実用的な目的を果たしながら、明るく丁寧な人柄を印象づけることができる一石二鳥のフレーズです。
対面であれば入室時の挨拶やお辞儀で第一印象が決まりますが、オンラインでは最初の声のトーンがそれに代わります。ここは意識して明るくいきましょう。
声の大きさはいつもの2〜3割増し|メリハリが”しっかり考えている人”の印象をつくる
オンライン面接は、対面よりも暗い印象が出やすいです。
画面越しでは声のエネルギーが伝わりにくく、普段通りの声量で話すと「元気がない」「暗い」と思われてしまうことがあります。意識していつもの2〜3割増しくらいの音量と声の高さで話すことを心がけましょう。
ただし、ずっとハイテンションで話す必要はありません。
むしろ、ここがポイントなのですが、
自分がしっかり考えている部分や重要なことを伝えるときは、あえていつも通りの落ち着いたトーンで話すのが効果的です。
声にメリハリをつけることで、面接官は「この人は物事をしっかり考えられる人だな」という印象を持ちます。
相槌は声を出さず「うなずき」が基本|ラグで会話を遮るリスクを防ぐ
オンライン面接では、通信のタイムラグが発生することがあります。
「はい」「そうですね」と声に出して相槌を打つと、ラグのせいで面接官の話に被ってしまい、会話のリズムが崩れてしまうことがあります。面接官としても、非常に話しづらくなります。
おすすめの相槌の方法は以下の通りです。
- 基本は声を出さず、しっかりうなずく
- 大事なポイントでは「はい」と短く声に出す
- うなずきは大きめに。画面越しでは小さいリアクションが伝わりにくい



「相槌を打たないと失礼かな」と心配する方もいますが、しっかりうなずいていれば面接官には十分伝わります。むしろ、変なタイミングで声が入る方が印象は良くありません。
回答は結論ファースト+短く|オンライン面接は時間が短い傾向があります
対面の面接でも大切なことですが、オンライン面接では特に結論ファーストを意識してください。
オンライン面接は対面に比べて面接時間が短い傾向があります。30分程度で終わるケースも多く、限られた時間の中で自分をアピールする必要があります。
心がけるべきポイントは以下の通りです。
- 最初に結論を述べる(~~です。理由は~~だからです。)
- 具体的なエピソードは1つに絞る
- 1つの回答は長くても1〜2分以内にまとめる
- 「以上です」で締めると、面接官が次の質問に移りやすい
だらだらと話してしまうと、画面越しでは対面以上に「長い」と感じられてしまいます。端的に、でも中身のある回答を意識しましょう。
退出はスマートに|お礼を伝えて3秒待ってから退出しましょう
面接が終わったら、慌てて退出ボタンを押すのはNGです。
退出前に以下の流れを意識してください。
- 「本日はお時間をいただきありがとうございました」とお礼を伝える
- 軽くお辞儀をする
- 3秒ほど間を置いてから退出ボタンをクリックする
お礼を言った直後にパッと画面が消えると、面接官としては少し寂しい気持ちになります。ほんの数秒の余韻を大切にするだけで、最後の印象がぐっと良くなりますよ。
声のメリハリは本当に大事です。ずっと同じテンションで話す人より、熱意のある部分で声が上がり、深く考えている部分で落ち着くような話し方をする人の方が、”一緒に仕事がしたい“と感じます。
【差がつく】オンライン面接の裏ワザ・作戦
ここからは、多くの人が知らないライバルと差がつくテクニックをご紹介します。知っているだけで有利になるポイントばかりなので、ぜひ実践してみてください。
相手の画面を小さいウィンドウにしてカメラ横に配置する
これは特におすすめのテクニックです。
面接中、相手の映っている画面を全画面表示にしている方が多いと思いますが、小さいウィンドウにしてカメラのすぐ近くに配置する方法を試してみてください。
このテクニックのメリットは3つあります。
- カメラ目線をキープしやすい:
ウィンドウがカメラの近くにあるため、画面を見ながら自然とカメラ目線になる - 相手の反応が確認しやすい:
面接官の表情を見ながら話を進められる - 緊張感が和らぐ:
相手が画面いっぱいではなく小さく見えるため、圧迫感が減る
画面を全画面にしていると、つい画面の中央(=相手の顔)を見てしまいますが、これだとカメラから目線がずれてしまいます。小さいウィンドウ+カメラ横配置で、自然なアイコンタクトを実現しましょう。
マイク付きイヤホンを使う|内蔵スピーカーは音質が悪く雑音が入りやすい
PCの内蔵マイクと内蔵スピーカーだけで面接に臨む方は少なくありませんが、マイク付きイヤホンの使用がおすすめです。
内蔵スピーカーで会話すると、以下のような問題が発生しやすくなります。
- 音質が悪くなり、声が聞き取りにくくなる
- 周囲の雑音を拾いやすい
- エコー(ハウリング)が発生することがある
マイク付きイヤホンを使うだけで、これらの問題は大幅に改善されます。有線タイプであれば接続トラブルも少なく安心です。Bluetoothイヤホンを使う場合は、バッテリー残量を事前に確認しておきましょう。
なお、イヤホンを使用する際に面接官への断りは特に必要ありません。オンライン面接でイヤホンをしていることに違和感を持つ面接官はほぼいませんので、安心してください。
逆質問は優先順位をつけてメモしておく|残り時間を確認しながら聞くのが好印象
逆質問の時間は、あなたの「仕事への姿勢」が見える大切な場面です。
事前にメモしておいた質問を優先順位をつけて並べておくのがおすすめです。面接の残り時間によって聞ける質問の数は変わるため、「絶対に聞きたいこと」から順に聞いていきましょう。
また、時間への配慮も大切です。「お時間大丈夫でしょうか?」と確認しながら質問する姿勢は、面接官にとって好印象です。面接官の時間を大切にできる人は、仕事でもクライアントや同僚の時間を大切にできる人だと感じます。


通信トラブルは焦らず対処する|リカバリー力も見られています
面接中に通信が切れたり、音声が途切れたりするトラブルは、どんなに準備をしていても起こりうることです。
大切なのは、トラブルが起きたときの対応です。
- 通信が落ちた場合:
なるべく早く入り直す。再入室したら「申し訳ございません、通信が不安定になってしまいました」と一言お詫びをしてから面接を再開する - 音声が途切れた場合:
「申し訳ございません、音声が不安定なようです。通信環境を確認してもよろしいでしょうか?」と確認した上で、手際よくマイクや通信の設定を修正する
慌てる人と冷静に対処できる人では、面接官の印象がまったく異なります。トラブル対応の姿勢は、そのまま仕事での問題解決力として評価されます。「想定外のことが起きても落ち着いて対処できる人」という印象は大きなプラスになりますよ。
服装は上下スーツじゃなくていい|人事が見ているのはそこではないです
「オンライン面接でも上下スーツを着るべき?」という質問はよく見かけます。
人事の本音をお話しすると、下は私服で問題ありません。
オンライン面接は基本的に上半身しか映りません。下がスーツか私服かなんて確認する面接官はまずいませんし、仮に確認したところで面接の評価には一切影響しません。そもそもオンライン面接の短い時間で「下は何を履いていますか?」と質問すること自体、時間の無駄です。
もちろん、上半身はきちんとした服装を心がけてください。スーツまたはビジネスカジュアルが基本です。大切なのは清潔感があり、面接にふさわしい印象を与えられるかどうか。本質はそこです。
“上下スーツ必須!立ち上がったときにバレる!”と思われる人がいますが、正直そこは本質ではないです。人事が見ているのはあなたのスキル、人柄、そして面接への向き合い方。服装の下半分を気にする余裕があるなら、自己PRの質を上げた方がよほど効果的ですよ。
【人事が語る】オンライン面接のNG例5選


ここからは、面接官として「これは厳しい…」と感じたNG例をご紹介します。反面教師として、ぜひ参考にしてください。
面接開始時間ちょうどに入室する
面接開始時間ちょうどに入室するのは、実はギリギリです。
対面の面接で考えるとわかりやすいのですが、約束の時間ちょうどに到着するのは「ギリギリの人」ですよね。オンラインでも同じです。5分前には入室して、カメラ・マイクの最終確認を済ませ、落ち着いた状態で面接官を待ちましょう。
開始時間ちょうどに入室すると、もし接続トラブルがあった場合に遅刻扱いになるリスクもあります。
スマホで面接に参加する
先ほども触れましたが、スマホでの面接は避けるべきです。
画面が小さく表情が伝わりにくい、手ブレで画面が揺れる、通知が入る、音質が安定しないなど、デメリットが多すぎます。面接官に「PCを持っていないのかな」「面接への本気度が低いのかな」と思われてしまうことも。
画面が暗い・表情が見えない
部屋の照明が暗いまま面接に参加すると、顔が影になって表情が読み取れなくなります。
面接官は限られた時間で候補者の人柄を判断しなければなりません。表情が見えないと、どんなに良い回答をしていても「暗い人」という印象が残ってしまいます。
カンペを読んでいるのがバレバレ
オンライン面接では手元にメモを置くことは問題ありませんが、カンペを読んでいることが明らかにわかるのはNGです。
目線が明らかに画面の外を向いている、文章を読み上げているような不自然な話し方になっている。こうした様子は画面越しでもはっきりわかります。
メモはあくまで「キーワード」を書いておく程度にし、自分の言葉で話すようにしましょう。
PC操作に手こずる姿が見える|正直、見ていてつらいです
カメラのオン・オフがわからない、画面共有の方法がわからない、マイクの設定ができない…。
正直にお話しすると、こうした場面は見ていてとてもつらいです。特にIT企業の面接では、基本的なPC操作ができることは大前提として見られています。
筆者自身、SEとして勤務した経験がありますが、PCの基本操作に不慣れな方を見ると「入社後、大丈夫かな…」と心配になってしまいます。面接で使うツールの操作は、事前にしっかり練習しておきましょう。


NG例に当てはまるからといって即不合格になるわけではありません。ただ、これらは”防げるマイナス”です。スキルや経験で評価が拮抗した場合、こうした細かい部分が最終的な合否を左右することは実際にあります。
オンライン面接でよくある質問Q&A
ここでは、オンライン面接に関してよくいただく質問にお答えします。
- オンライン面接でマスクはした方がいい?
-
マスクはしない方がいいです。
オンライン面接は自宅など個人の空間から参加するため、マスクをする必要はありません。むしろ、マスクをしていると表情が伝わりにくくなり、面接官としても「なぜマスクをしているのだろう?」と疑問に感じてしまいます。
面接の短い時間の中で、不要な疑問を抱かせるのはもったいないですよね。表情をしっかり見せるためにも、マスクは外して臨みましょう。
- 対面面接とオンライン面接、選べる場合はどちらがいい?
-
どちらでも合否への影響はありません。
選べる場合は、ご自身がリラックスして話せる方を選んでください。移動時間を節約したい、スケジュール調整が難しいといった場合はオンラインを選ぶのが合理的です。
一方で、企業の雰囲気を直接感じたい、対面の方が自分の良さが出せるという方は対面を選ぶのも良いでしょう。
- カンペは使ってもいい?
-
キーワード程度のメモはOKです。ただし、文章を読み上げるのはNGです。
手元にメモを置くのはオンライン面接のメリットの一つです。ただ、文章をそのまま書いたカンペを用意して読み上げるのはおすすめしません。不自然な目線の動きで面接官にはすぐバレてしまいます。
メモにはキーワードや要点だけを箇条書きにしておき、話す内容は自分の言葉で組み立てましょう。
オンライン面接が不安なら転職エージェントの活用もおすすめ


ここまで読んで、「やるべきことはわかったけど、一人で準備するのは不安…」と感じた方もいるかもしれません。
そんな方には、転職エージェントの活用をおすすめします。
エージェントを使うメリット|面接対策から企業ごとのアドバイスまでもらえる
転職エージェントを利用するメリットは多岐にわたります。
- オンライン面接の模擬練習ができる(実際にビデオ通話で練習してフィードバックをもらえる)
- 志望企業ごとの面接傾向を教えてもらえる(「この企業はこういう質問が多い」など)
- 書類添削で、面接前に書類の質を上げられる
- 面接後のフィードバックが企業から共有されることがある
- 日程調整や条件交渉などの煩雑な作業を代行してもらえる
特にオンライン面接に慣れていない方は、エージェントとの面談自体がオンライン面接の練習になるため、一石二鳥です。


オンライン面接に強いエージェントの選び方
転職エージェントを選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- 面接対策に力を入れているか:
オンライン面接の模擬練習やフィードバックを提供しているエージェントを選ぶ - 業界・職種に精通しているか:
志望業界に強いエージェントであれば、より具体的なアドバイスが得られる - 担当者との相性:
転職活動はパートナー選びが大切。相性が合わなければ担当変更を申し出ることも可能
一つのエージェントに絞る必要はありません。2〜3社に登録して比較しながら進めるのが、転職活動をスムーズに進めるコツです。


人事の立場からすると、エージェント経由の候補者は面接マナーがしっかりしている方が多い印象です。これはエージェントが事前に面接対策をしてくれているからだと思います。面接に不安がある方ほど、プロの力を借りるのは賢い選択ですよ。
まとめ|オンライン面接は「準備した人」が勝つ
最後に、この記事のポイントをおさらいします。
面接前日まで
- 通信環境、カメラ・マイクの動作確認を済ませる
- 背景は白が無難。カメラは目線の高さに設定
- スマホではなくPCで受ける
面接当日
- 静かな場所を確保し、ライトで顔を明るく
- 入室は5分前。使うツールの最終確認を忘れずに
- 提出書類のコピーと逆質問メモを手元に用意
面接中
- 最初の一言は明るい声で
- 声は2〜3割増し。メリハリを意識する
- 相槌は声を出さずうなずきで
- 結論ファースト+短く答える
差がつくテクニック
- 相手画面を小さくしてカメラ横に配置
- マイク付きイヤホンを使う
- 通信トラブルには冷静に対処する
オンライン面接は、正しく準備した人が圧倒的に有利になるフィールドです。この記事でお伝えしたポイントを一つずつ実践するだけで、面接官に与える印象は大きく変わります。



不安な方は転職エージェントの力も借りながら、万全の準備で面接に臨んでください。あなたの転職活動がうまくいくことを心から応援しています。


